2024年 04月29日(月)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.04.14 08:40

有機綿花、種から育てて...Tシャツアート展の砂浜美術館が配布 高知県黒潮町

SHARE

配布する綿花の種

配布する綿花の種

 Tシャツアート展を主催する幡多郡黒潮町のNPO法人砂浜美術館(同町浮鞭)が、Tシャツの原材料オーガニックコットン(有機綿花)の種を配布している。無農薬栽培を通じ、自然に優しくする考え方に共感してもらうためで、担当者は「愛着を持って成長を楽しんでほしい」としている。

 同NPOは昨年度、綿花の苗約300株を町内外の54個人、団体に配布。それぞれが収穫した綿花を同NPOに届けた。「きれいな花が咲いて驚いた」と感想を寄せる人や、「イノシシにいたずらされて収穫できんかった」と悔しがる人もいたそうで、担当者の中谷みどりさん(41)は「皆さんが本気で育ててくれたんだと思う」とほほ笑む。

 今年は種から育ててもらうため、昨年度の参加者が収穫した種100袋(1袋約30粒)を用意した。配布条件は、同NPOに種を取りに来る▽収穫した綿花は同NPOに持参する▽農薬と除草剤は使わない―など。

 4月下旬から5月上旬に種をまき、夏には花が咲き、12月ごろに収穫できる。問い合わせは同NPO(0880・43・4915)へ。(河本真澄)

高知のニュース 黒潮町 自然・植物 美術・アート

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月