2022.04.12 15:47
市民への攻撃「おぞましい」 米国連大使、安保理が会合
11日、国連安保理で演説する米国のトーマスグリーンフィールド国連大使(国連テレビ・AP=共同)
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は11日、ウクライナ情勢を巡る公開会合を開いた。女性や子どもの状況が焦点で、演説した米国のトーマスグリーンフィールド国連大使はロシア軍による市民への攻撃について「おぞましく、理解を超えている」と非難した。
トーマスグリーンフィールド氏は、ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクの駅への攻撃に使われたミサイルの残骸に、ロシア語で「子どもたちのために」と書かれていたことに触れながら、ロシアを批判。避難民の大半が女性と子どもで、戦火を逃れても性的暴行や人身売買などのリスクにさらされると強調した。