2022.04.11 17:54
大阪公立大、初の入学式 「異文化と出合い発展を」
大阪公立大の入学式で開学を宣言する辰巳砂昌弘学長=11日午後、大阪市
大阪市立大と大阪府立大が統合して今月開学した大阪公立大の初の入学式が11日、大阪城ホール(大阪市中央区)で開かれた。約3千人の新入生を前に、辰巳砂昌弘学長は「異なる文化との出合いと調和は大学が発展するための原動力。互いの価値観を尊重し、学びを深めてほしい」と呼びかけた。
学部定員数は東京都立大を抜いて公立大では最大で、国公立大としても大阪大、東京大に次いで3番目。大学院生も含めた学生数は約1万6千人。2025年度には大阪城(同)東側の森之宮地区にメインキャンパスを設置する。
新入生代表は取材に「たくさんの人と大学で関わり、成長したい」と話した。