2022.04.09 21:12
現役の接種率、3割以下が66% 3回目、47県庁所在地調査
東京都足立区役所に設けられた新型コロナウイルスワクチンの接種会場。訪れる人は少なく、閑散としていた=9日午後
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、都道府県庁所在地の47市区のうち31市(66・0%)が、18~64歳の現役世代の接種率が3月末時点で20~30%程度だったことが9日、共同通信の調査で分かった。2回目を打った住民の大半が3回目を打ち終える時期を尋ねると「見通し立たず」との答えが20市区(42・6%)に上った。
接種率向上の課題(複数回答)では「副反応への懸念払拭」(40市区)が最多。「3回目の意義が浸透していない」(31市区)、「有効性・安全性に関する政府広報が足りない」(27市区)が続いた。
調査は47市区(東京は新宿区)を対象に行った。