2022.04.08 22:21
九州大跡地の人骨は成人男性 死因不詳、刃物で切断か
九州大跡地の解体作業現場を調べる捜査員=8日午後、福岡市東区箱崎
福岡市東区箱崎6丁目にある九州大跡地の解体作業現場で見つかった人骨に関し、県警は8日、20~40代の男性で、死後2~7カ月ほど経過しているとの司法解剖結果を明らかにした。死因は不詳だった。
大腿部の骨の切断には刃物が使われたとみられるという。県警はDNA型鑑定で身元の特定を急ぐとともに、東署に捜査本部を設置して死体遺棄容疑で調べる。
県警によると、7日午前、がれきの集積場所で腰や大腿部の骨が見つかった。肉片が付着しており、近くには衣類のようなものもあった。8日の捜索では他の部位や身元が分かるものは確認できなかった。