2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.04.08 12:34

装丁家の菊地信義さんが死去 「サラダ記念日」など手がける

SHARE

 菊地信義さん

 1万数千点の本を手がけてきた装丁家の菊地信義(きくち・のぶよし)さんが3月28日午前8時43分、心不全のため自宅で死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻妙子(たえこ)さん。


 多摩美術大デザイン科を中退後、1977年に装丁家として独立。シンプルな書体や余白を生かし、装丁の第一人者として知られた。山川出版社の多くの教科書や「渋沢龍彦全集」、俵万智さんの歌集「サラダ記念日」などを手がけた。


 88年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。エッセーも人気で、著書に「装幀談義」「菊地信義の装幀」「装幀の余白から」など。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月