2022.04.07 05:38
NY株続落、144ドル安 金融引き締め加速を懸念
【ニューヨーク共同】6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比144・67ドル安の3万4496・51ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの懸念が広がり、リスク回避の売りが優勢となった。
FRBが公開した3月15、16両日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、資産の急速な縮小や大幅利上げが示されたことがきっかけ。米長期金利の指標の10年債利回りが一時2・65%台と約3年1カ月ぶりの高値をつけ、割高感が意識されたIT銘柄が売られたことも重荷となった。