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2022.04.04 16:36

「債務のわな」で経済悪化 スリランカ、中国支配懸念

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 スリランカ政府の強権的な手法に抗議する野党指導者ら=3日、コロンボ(AP=共同)

 【ベンガルール共同】内閣の大幅刷新を決めたスリランカで経済危機が深刻になっているのは、中国からインフラ整備を理由に多額の資金を借りたことに伴う財政悪化が原因だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外貨獲得の主力だった観光業が打撃を受けたことも響き、借金が返せなくなり中国の支配が強まる「債務のわな」に陥っているとも指摘される。


 スリランカは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に基づき中国から投融資を受けてきた。2017年には債務返済に行き詰まり、南部ハンバントータ港の権益の大部分を中国側に99年間貸与することで合意した。

(c)KYODONEWS

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