2022.03.31 18:15
5~11歳、入院防ぐ効果68% ワクチン2回、対オミクロン株
新型コロナウイルスのオミクロン株に対する米ファイザー製ワクチン2回接種の入院予防効果は5~11歳で68%とする研究成果を、米疾病対策センター(CDC)などのチームが30日付米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に発表した。
日本政府が31日公表したデータによると、国内の1回目接種を受けた5~11歳は対象の約741万人のうち約44万人で、およそ6%にとどまっている。ワクチンの効果は従来のウイルスに比べオミクロン株に対しては低い傾向が指摘されてきたが、聖マリアンナ医大の勝田友博准教授は「一定の効果はある」と接種の検討を呼び掛けている。