2022.03.31 18:09
東京原油、2週間ぶりの安値 円安の影響で下落限定的
31日の東京商品取引所で中東産原油が値下がりした。株価終値に相当する指標価格の清算値は1キロリットル当たり前日比80円安の7万2420円を付け、18日以来約2週間ぶりの安値を付けた。米国政府が石油備蓄の大規模な追加放出に踏み切ることで、ウクライナ有事に伴う世界的な原油の不足感が弱まると予想された。
米ニューヨーク原油先物は日本時間の昼間に行われた取引で一時6・8%も急落した。ただ、東商取の先物は円安ドル高傾向の影響で0・1%安と限定的だった。