2022.03.31 18:08
東京円、121円台後半
31日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=121円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比23銭円高ドル安の1ドル=121円63~65銭。ユーロは01銭円安ユーロ高の1ユーロ=135円62~66銭。
日銀が金利を抑制する方針を鮮明にしているため、朝方は日米の金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢だった。その後は日経平均株価の下落を受けて低リスク通貨とされる円を買う動きが出て、円高ドル安に転じた。
市場では「岸田文雄首相が国会で為替の急変動をけん制する趣旨の発言をしたため、円を買い戻す動きも見られた」(外為ブローカー)との声があった。