2022.03.31 15:57
魚に囲まれ「水中入社式」 鳥羽水族館、初仕事にも挑戦
鳥羽水族館で行われた水中入社式で辞令を受け取る新入社員(右から4人目)=31日午後、三重県鳥羽市
三重県鳥羽市の鳥羽水族館で31日、恒例の「水中入社式」が開催された。新入社員はアオウミガメや魚が泳ぐ水槽の中で辞令を交付され、ガラスをスポンジで磨く初仕事にも挑戦。新入社員の1人、龍崎渚さん(23)は「飼育員になるのが小学生の頃からの夢だった。生き物とお客さんの懸け橋になりたい」と意気込みを語った。
新入社員5人のうち潜水士の資格を持つ4人は、ウエットスーツにスーツを重ね着し、初心者マークのついたボンベを背負って幅16メートル、深さ5・5メートルの大水槽へ。一般客約250人が見守る中、辞令を受け取った。