2022.03.31 12:42
長期金利、一時0・225% 日銀指し値オペに応札なし
31日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(365回債、表面利率0・1%)の利回りが一時、前日終値より0・010%高い0・225%となった。午前の終値は0・220%だった。
前日は日銀が追加の国債買い入れを発表したことを受け、利回りが低下した。31日は持ち高調整のために国債を売る動きがやや優勢となり、利回りが上がった。
日銀は31日午前、金利抑制を狙って0・250%の利回りで10年物国債を無制限に買い入れる指し値オペの入札を金融機関に通知したが、市場で国債を売った方が高く売れるため、金融機関からの応札はなかった。