2022.03.31 12:26
18、19歳向け貸金を監視 金融庁、多額の債務防ぐ
金融庁が4月から成人となる18、19歳が多額の債務を背負うことがないよう、消費者金融などによる貸し付けへの監視を強めることが31日、分かった。全国の貸金業者から18、19歳に貸し付けた金額や件数などに関する報告を月に1回程度受け、貸し付けの急増など不審な点があれば是正を求める。
4月の成人年齢の引き下げにより、18歳から一人でローンを組めるようになる。日本貸金業協会の調査では、4月以降に18、19歳(学生を除く)を融資の対象とすると答えた業者が回答した520社のうち35%あった。