駿河湾のサクラエビ春漁初競り　小ぶりでも「品質いい」

2022.03.31 10:52

駿河湾のサクラエビ春漁初競り　小ぶりでも「品質いい」

高知新聞社

　水揚げされたサクラエビ＝３１日早朝、静岡市清水区由比漁港

　国内では静岡県の駿河湾でのみ水揚げされるサクラエビの春漁が解禁され、静岡市清水区の由比漁港で３１日、初競りが行われた。初日の水揚げは約０・９トンで、由比港漁業協同組合によると、平均価格は１箱（約１５キロ）約８万３千円で昨春並み。宮原淳一組合長は、昨春より量が少なく小ぶりだとしつつ「品質は素晴らしい」と話した。

　漁期は３０日～６月８日。例年春と秋にあるサクラエビ漁は２０１８年春から不漁が続く。船主らでつくる県桜えび漁業組合は、自主規制していた富士川沖での操業を、昨年の春漁から調査目的として再開、資源の回復状況を調べている。

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