2022.03.30 20:02
プラ製品削減で中高生が取材 新法4月スタート前に
プラスチック製品の削減を事業者に求める「プラスチック資源循環促進法」の4月1日施行を前に、各地の中学生・高校生ら約40人がオンラインで取材する会が30日、開かれた。深刻なプラスチックごみ問題と解決策を巡り、10代と経済産業省担当者が質疑応答した。
同法はスプーンやストロー、歯ブラシなど12品目の削減対策を企業に義務付ける。同省資源循環経済課の羽田由美子さんは、製品の設計から廃棄までの各段階で資源循環を促進する法律だと説明。「(プラごみによる)海洋汚染をなくすため企業、自治体、消費者の協力をどこまで得られるか」と期待を寄せた。