2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.30 16:17

降水量の変化、精度よく予測 温暖化研究に進展、環境研

SHARE

 地球温暖化で増加する降水量の予測精度を高めることに成功したと、国立環境研究所などのチームが30日までに発表した。気温の予測と比べ正確さを向上させる研究が遅れており、チームの塩竈秀夫・同研究所地球システムリスク解析研究室長は「適切な対策の検討に役立つ成果だ」と話す。


 チームによると、気温も降水量も温室効果ガスと大気汚染物質の影響を受け、降水量の方が汚染物質の排出量に大きく左右される。一方、汚染物質の排出は今後、大幅な減少が見込まれている。これを降水量予測に正確に反映させるのが難しく、世界で開発された67の気候モデルの分析はばらつきが大きかった。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N科学・環境

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月