2022.03.30 13:18
日銀、追加の国債買い入れ 長期金利が低下、0・230%
30日午前の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(365回債、表面利率0・1%)の利回りは、午前の終値が前日終値より0・015%低い0・230%となった。日銀が3月の国債買い入れオペの追加を発表し、利回りが低下した。一時は0・225%まで下がった。
追加のオペは、償還までの期間が3年超10年以下の国債の買い入れ額を従来の予定より4500億円増やして1兆3250億円としたほか、新たに10年超を2500億円買い入れる内容。
日銀は0・250%の利回りで29~31日に10年物国債を無制限に買い入れる「連続指し値オペ」を実施すると既に表明していた。