2022.03.28 17:37
地下鉄南北線、有楽町線を延伸 東京メトロ、30年代半ば
国土交通省は28日、東京メトロ南北線と有楽町線の延伸を許可した。いずれも2030年代半ばの開業を目指す。総事業費は南北線(建設距離2・5キロ)が約1310億円、有楽町線(同4・8キロ)は約2690億円。国交省の試算に比べ南北線は約510億円、有楽町線は1130億円増えた。
南北線延伸は東京の玄関口の一つである品川駅と、白金高輪駅をつなぐ。リニア中央新幹線で始発駅となる品川駅から、六本木や後楽園など、観光やビジネス滞在が多い駅へのアクセスが向上。
有楽町線は延伸により、観光名所・東京スカイツリーの最寄りである押上駅などと、臨海部の行き来がしやすくなる。