2022.03.28 17:19
国債、長期金利上昇0・250% 6年3カ月ぶり高水準
週明け28日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(365回債、表面利率0・1%)の終値利回りが前週末終値より0・015%高い0・250%となった。日銀がマイナス金利政策の導入を決める前の2016年1月以来、約6年3カ月ぶりの高水準だった。
日銀は上限として位置付ける「0・25%程度」の水準を意識し、指定の利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を実施した。前週末に米長期金利が上昇し、つられて日本の長期金利も上がった。
大阪取引所10年国債先物の中心限月である6月きりは33銭安の149円15銭。