2022.03.26 08:36
温度不適正ワクチンは抗体価問題なし 土佐清水市が検査で「3回目有効」と結論 新型コロナ
土佐清水市で温度管理が不適正だった新型コロナウイルスワクチンが3回目接種に使われた問題で、市は25日、接種を受けた市職員ら計87人の検査で通常ワクチンと同等の抗体価(免疫力を示す指標)が確認されたと発表し、「3回目接種はできていた」と結論付けた。
米モデルナ製ワクチンは通常、零下20度前後(プラスマイナス5度)で保管しなければならないが、同市では冷凍庫の配電ミスにより、零度~零下20度前後の変動を繰り返していた。このワクチンを1月28日~3月1日、計1809人に接種。製薬会社は「通常と同じ効果があるかは保証できない」としていた。
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