2022.03.25 09:11
仏大統領、遠回しに中国けん制 「ロシアを支援しないと信じる」
【ブリュッセル共同】フランスのマクロン大統領は24日、ウクライナに侵攻したロシアを中国が支援した場合の対応を問われ「国連安全保障理事会の常任理事国、大国としてロシアを支援したり、何かに加担したりするようなことはないと信じている」と述べ、遠回しに中国をけん制した。
先進7カ国(G7)首脳会合の終了後に記者会見したマクロン氏は「記者会見で相手を脅して目的の結果を得るというような政治の作り話は信じない」と、中国を脅すことは効果的でないと前置き。「諸国民の主権を常に擁護する中国は、隣国を攻撃したロシアを支持できないのが当然だ」と指摘した。