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2022.03.24 08:34

アドレナリンが出る店に、初夏にはフードコートも 生え抜き小島社長に聞く―「再生」おまち百貨店 高知大丸75周年(下)

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「地域と共生して中心街のにぎわい創出に貢献したい」と話す小島尚社長(高知市帯屋町1丁目の高知大丸)

「地域と共生して中心街のにぎわい創出に貢献したい」と話す小島尚社長(高知市帯屋町1丁目の高知大丸)

 25日にリニューアルオープンを控えた高知大丸。1日付で社長に就いた小島尚(おじま・ひさし)氏(59)は、同社の75年の歴史で初めて生え抜きから経営トップに抜てきされた。肌で感じてきた「おまち百貨店」の浮き沈みと、今回の再生への思いを聞いた。

 ―初の生え抜き。就任のタイミングも大きな節目に当たる。

 「責任重大だ。この店は、高知の人に応援してもらわないと事業の継続・発展ができない。地元出身者がトップで経営し、少しでも地元から愛されることにつなげたい」

 ―入社当時の1980年代は高知の景気も良かった。

 「バブル時は外商担当で、本当によく売れた。担当した6年間で予算を達成できなかったことは一度もない。マンツーマンの接客で『物を売るより人を売る』という商売の原点を学んだ。バブル崩壊時は婦人服売り場の責任者。かくんと高額品が売れなくなった」…

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