2022.03.23 13:21
東京円、121円台前半 約6年ぶり円安水準
23日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=121円台前半で取引され、2016年2月以来、約6年2カ月ぶりの円安ドル高水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが加速するとの観測から日米の金利差拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
午後1時現在は前日比60銭円安ドル高の1ドル=121円07~10銭。ユーロは1円15銭円安ユーロ高の1ユーロ=133円47~55銭。
市場では「欧米が金融引き締めに積極的に動く中、金融緩和を続ける日銀との違いが鮮明となり、円売りが勢いづいている」(外為ブローカー)との声が聞かれた。