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2022.03.22 20:36

千葉大名誉教授の新藤宗幸氏死去 市民中心の行政説く

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 市民中心の行政や地方分権の推進を分かりやすい語り口で説いた行政学者で千葉大名誉教授の新藤宗幸氏が今月13日、肺がんのため死去した。75歳。神奈川県逗子市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻絹代さん。


 硬直的な官僚制の問題点を指摘し、住民に身近な行政サービスの権限を自治体に移し、地域のことは地域で決められるようにすべきだと唱えた。専修大助教授、立教大教授、日本行政学会理事長などを歴任した。市民団体の共同代表も務め、政府や国会に住民投票の法制化を働き掛けた。


 著書に「『主権者教育』を問う」「司法よ!おまえにも罪がある 原発訴訟と官僚裁判官」など多数。

(c)KYODONEWS

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