2024年 05月08日(水)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.22 19:50

国に「レッドパージ」救済勧告 大阪弁護士会

SHARE

 敗戦後の連合国軍総司令部(GHQ)の占領下、会社員や公務員だった19人が、共産党員であることを理由にした「レッドパージ(赤狩り)」で職場を追われたのは人権侵害に当たるとして、大阪弁護士会は22日、国に対し名誉回復や補償をするよう勧告したと発表した。


 勧告によると、19人は電力会社や造船会社、報道機関、旧郵政省などで働いていたが、1949年8月~50年10月に解雇されるなどした。2013年ごろに大阪弁護士会に救済を申し立てた後、亡くなった人もいる。


 勧告は「現在も職場で思想差別が完全に克服されたわけではなく、類似の被害は繰り返されている」と指摘した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月