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2022.03.22 11:09

海自の新型護衛艦「くまの」就役 コンパクト船体で多様任務に対応

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 就役した海上自衛隊の新型護衛艦、FFM「くまの」=22日午後、岡山県玉野市

 海上自衛隊の新型護衛艦、FFM「くまの」が22日就役した。船体のコンパクト化によって従来型より少ない隊員で運用できる。機雷除去能力も備え、日本周辺の警戒監視の他、対空戦や対水上戦など多様な任務に対応する。FFMの就役は初めてで神奈川県の横須賀基地に配備される。


 防衛省によると、くまのは全長133m、基準排水量3900トンで、乗組員約90人。レーダーで捉えにくくするため、外観の凹凸を少なくした。建造費は年内に就役予定のFFM「もがみ」と合わせ約1055億円。護衛艦「むらさめ」型、「たかなみ」型より船体はやや小さく、乗組員は半分程度。熊野川が名称の由来だ。

(c)KYODONEWS

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