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2022.03.22 09:43

「解決の道筋見失った」 北方領土元島民、落胆の声

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 ロシア外務省が日本との平和条約締結交渉の中断を発表したことを受け、北方領土の元島民からは22日、落胆の声が相次いで上がった。元島民の平均年齢は昨年3月で86歳に達し「高齢で先が長くない中、解決の道筋すら見失い、言葉が出てこない」と嘆いた。


 幼少期を色丹島で過ごした得能宏さん(88)は「北方領土が報復の材料に使われる覚悟はしていた。またしても戦争という手の付けられない出来事に振り回された」と悲しんだ。


 歯舞群島・多楽島出身で元島民団体「千島歯舞諸島居住者連盟」副理事長の河田弘登志さん(87)は「ここまでの対応をしてくるとは予想していなかった」と話した。

(c)KYODONEWS

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