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2022.03.19 19:23

北前船のゆかりの地が交流 秋田で寄港地フォーラム

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 「北前船寄港地フォーラム」で行われたパネルディスカッション=19日午後、秋田市

 江戸から明治時代に日本海や瀬戸内海の交易を担った「北前船」ゆかりの地が交流する「第30回北前船寄港地フォーラム」が19日、2年ぶりに開かれた。秋田市のホテルに22都道府県から自治体や企業関係者ら約300人が集結、北前船によって各地で発展した食文化の、今後の発信法などを話し合った。


 秋田県の佐竹敬久知事は冒頭で「地方文化の融合や交流から新しい日本を目指そうというのが、フォーラムの原点」とあいさつ。基調講演した福井県敦賀市の昆布専門店「奥井海生堂」の奥井隆社長は「昆布が市井の人の口に入るようになったのは、北前船での大量輸送が可能となったからだ」と解説した。

(c)KYODONEWS

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