2022.03.18 18:09
東京円、一時119円台 日銀総裁発言で円安進む
18日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時119円00銭を付けた。日銀の黒田東彦総裁が金融政策決定会合後の記者会見で最近の円安を容認する発言をしたことに市場が反応し、会見中に円が急速に売られた。
その後円は買い戻され、午後5時現在は前日比19銭円安ドル高の1ドル=118円85~87銭。ユーロは61銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円66~70銭だった。
円は16日のニューヨーク市場と17日の東京市場でも対ドルで119円台を付けたが、利益確定や持ち高調整の円買いで118円台に押し戻される展開が続いている。