2022.03.18 09:25
宮城・福島で生活再建急ぐ 脱線新幹線、復旧目指す
陸上自衛隊による給水を利用する住民=18日午前9時5分、宮城県栗原市
東北地方を中心とする16日の地震で最大震度6強を観測した宮城、福島両県の被災地では18日、悪天候の中、陸上自衛隊による給水支援や、自宅の屋根にブルーシートを張るなど生活再建に向けた動きが見られた。車両が脱線した東北新幹線も早期再開を目指し復旧作業を継続。交通機関の混乱が続き、バス会社は東京―仙台間など主要区間の高速バスを増便して対応した。一部区間が不通となった常磐自動車道は同日、通行止めが解除され、全線で復旧した。
災害派遣要請を受けた陸自は、宮城県栗原市などで給水支援を行った。