2022.03.18 00:31
小型船転覆3人死亡 岩手沖、大学教授ら
17日午後5時45分ごろ、岩手県普代村の太田名部漁港から北西約1・3キロの海上で、小型遊漁船「地洋丸」(2・9トン)が転覆していると釜石海上保安部に連絡があった。同保安部によると、乗っていた男性3人のうち2人を海上で発見、搬送先の病院で死亡が確認された。残る1人も船内から遺体で見つかった。
3人は普代村の団体職員松頭貴志さん(54)と同県大船渡市の岩手大教授後藤友明さん(54)、船の所有者で普代村の太田泰文さん(67)。後藤さんが行うホヤの調査のため出港したという。
船は午後2時ごろに漁港を出たまま戻らず、捜索中の漁業関係者が沖合で転覆しているのを発見。