住民票コンビニ交付、高知市でも　県内９例目

2022.03.18 08:38

住民票コンビニ交付、高知市でも　県内９例目

高知新聞社

住民票などのコンビニ交付サービスをＰＲする高知市の松島研副市長（同市本町５丁目）

　高知市は１７日、マイナンバーカードを使って全国のコンビニで住民票の写しと印鑑登録証明書を取得できるサービスを開始した。

　市民の利便性向上と交付窓口の混雑の解消が狙い。サービスを通じてマイナカードの普及率アップも図る。同サービスの導入は県内市町で９例目。

　利用できるのは、土日祝日も含めた午前６時半から午後１１時までで、手数料は窓口より１００円安い３００円。コンビニにあるマルチコピー機にマイナカードを通して暗証番号を入力すると住民票などを発行できる。

　１７日は同市の松島研副市長が市役所内のコンビニで実演し、５分程度で住民票を発行して「操作が単純で、高齢者も簡単に利用できる」とＰＲした。

　市はコンビニ交付の開始で窓口業務の負担が減るとして、現在９カ所ある地域窓口センターの再編を検討する方針。（山仲健一）

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