2022.03.17 08:01
福島第1原発、燃料一時冷却停止 敷地内タンクずれも
宮城県と福島県で震度6強を観測した地震で、東京電力は17日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールの冷却を停止し、約7時間半後に再開した。5号機と第2原発の1、3号機でも停止したが、その後復旧した。いずれもプールの水位に変化はないという。
第1原発では、浄化途中の汚染水を敷地内で保管しているタンク1基がずれているのが見つかった。浄化後の処理水を一時保管するタンク計4基もずれていた。いずれも漏れはなく、他のタンクの水位も変化は確認されていないという。東電は、他にもずれがないか調べている。