2022.03.11 20:20
甲府地検、19歳を家裁送致 夫婦殺害事件、少年審判へ
甲府市で昨年10月に住宅が全焼し、住人夫婦が刃物で刺され死亡した事件で、甲府地検は11日、殺人と現住建造物等放火容疑などで逮捕され、鑑定留置を終えた少年(19)を家裁送致した。捜査関係者によると「刑事処分相当」の意見を付けたとみられる。甲府家裁は同日、24日までの観護措置を決めた。延長の可能性もある。
今後、少年審判を経て、家裁が刑事処分が相当と判断すれば、検察官送致(逆送)をする。改正少年法が施行される4月1日以降に起訴された場合は「特定少年」として実名報道が可能となる。
事件は昨年10月12日未明に発生。焼け跡から失血死した夫婦が見つかった。