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2022.03.10 18:19

今なお苦痛、最高裁の姿勢に怒り 水俣病、敗訴原告ら会見

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 胎児期や幼少期のメチル水銀被害を訴える「水俣病被害者互助会」の未認定患者8人が国などに損害賠償を求めた訴訟で、全員の上告が退けられ敗訴が確定したことを受け、原告側が10日、熊本県水俣市で記者会見し「今なお被害を訴える原告の苦痛と苦悩を、具体的な理由を述べずに蹴飛ばしてしまう最高裁の姿勢には怒りを覚える」と批判した。


 2007年の提訴から約15年。一審熊本地裁では患者と認められ勝訴していた原告団長佐藤英樹さん(67)は「15年の闘いが紙1枚で終わるのは悔しいし、情けない」と肩を落とした。


 原告側は声明で「時計の針を逆に戻すものだ」と指摘した。

(c)KYODONEWS

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