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2022.03.09 09:11

竜のモデル?人間と共存 数百年前に絶滅の古代ワニ

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 絶滅した新種の古代ワニ「ハンユスクス・シネンシス」の骨格標本(上)と復元画(雨宮ひかるさん提供)

 日本列島では人類が到達する前の30万~40万年前に姿を消したとされる大型ワニ「マチカネワニ」の近縁種(新種)が有史以降も中国南部で生き延び、人と共存していたとの研究結果を名古屋大の飯島正也・学振特別研究員らのチームが英王立協会紀要に9日発表した。


 マチカネワニの仲間は爬虫類学者の青木良輔氏によって、中国で「竜」のモデルになった可能性が指摘されている。


 マチカネワニは1964年に大阪で全身骨格の化石(推定全長約7メートル)が見つかった。


 飯島研究員らは中国広東省の博物館の標本(骨)を調査。コラーゲンの分析で紀元前1300~900年ごろの個体と判明した。

(c)KYODONEWS

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