2022.03.07 09:39
ユーロ急落、一時124円台 ウクライナ情勢緊迫で
ユーロ紙幣(ロイター=共同)
週明け7日の東京外国為替市場でユーロが対円で急落し一時、1ユーロ=124円台後半と2020年12月以来、約1年3カ月ぶりの安値を付けた。ウクライナ情勢の緊迫を受けて売りが出た。ドルは1ドル=115円近辺で取引された。
午前10時現在、ドルは前週末比42銭円高ドル安の1ドル=115円03~04銭。ユーロは2円22銭円高ユーロ安の1ユーロ=124円92~98銭。
ロシアとウクライナの停戦交渉に進展が見られず、投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的安全な通貨とされる円が買われやすい展開となった。一方、両国と関係が深い欧州への悪影響が心配され、ユーロは売られた。