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2022.03.05 12:22

国宝、現存最古の古事記が里帰り 名古屋、大須観音で限定公開

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 名古屋市の大須観音で一般公開された「古事記」の写本を見る人たち=5日午前

 日本最古の歴史書「古事記」の現存最古の国宝写本が5日、所有する大須観音(名古屋市)で初めて一般公開された。普段は名古屋市博物館が保管している。写本ができてから650年を記念し、この日限定で里帰り公開が実現した。


 写本は南北朝時代の1371年から翌年にかけ、大須観音2代目住職信瑜の指示で僧侶の賢瑜が書き写した。上中下3巻全てがそろい、既に失われた原本の面影を最も残しているとされる。大須観音の寺号「真福寺宝生院」から「真福寺本」とも呼ばれる。大きさは縦23・3センチ、横14・7センチ。


 大須観音は古事記のほか、国宝の漢籍3点など約1万5千点の書物を所蔵する。

(c)KYODONEWS

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