2022.03.05 08:35
高知城下、春の装い「ぼんぼり」265個点灯 5/5まで
ぼんぼりの点灯スタート。桜色の淡い光が高知城周辺を彩った(高知市丸ノ内1丁目=山下正晃撮影)
お花見シーズンを前に土佐観光を盛り上げようと、高知公園電飾委員会(西山彰一会長)がこの時期に行っている。今年は追手門やお堀端、杉の段までの石段沿いに計265個を設置。再整備中の丸ノ内緑地や夜間噴水ショー(新型コロナ禍で中止)を開催予定だった三の丸にはなく、コロナ禍前の2020年より80個ほど少ない。
午後6時ごろ、追手門前の点灯式で西山会長らがスイッチオン。ぼんぼりの淡い光が周囲をぽっと照らしだし、部活帰りの付属中1年の女子(13)は「桜色がきれい。もうすぐ春かあ」。観光で来高中の都内の女子大生(21)は「かわいくて和みますね。お城の雰囲気に合っていて、いい思い出になる」と声を弾ませていた。
点灯は午後6時半~9時半。(福井里実)