2022.03.04 22:49
米就業者数67万人増に拡大 失業率3・8%に改善
【ワシントン共同】米労働省が4日発表した2月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から67万8千人増加し、伸び幅が拡大した。失業率は0・2ポイント改善の3・8%だった。新型コロナウイルス感染拡大が本格化する前の2020年2月以来、2年ぶりの低水準。コロナ禍からの景気回復が続き、賃金は上昇。物価高の抑制に向けた利上げ開始に環境が整った。
金融市場の事前予想は40万人程度の増加で、これを上回った。