2022.03.03 20:24
ヘビー級王者ウシク、抗戦の姿勢 ウクライナのスター選手
ロシアにより母国ウクライナが侵攻され、領土防衛隊に入隊したボクシングのヘビー級世界3団体統一王者のオレクサンドル・ウシクが「誰も殺したくはない。ただ誰かが私を殺そうとするなら、選択肢はない」と抗戦の姿勢を示した。2日、米CNNテレビ(電子版)が報じた。
35歳のウシクは2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得したスター選手。「恐れはない。ただ困惑している。これが本当に21世紀なのかと」と訴えた。そして「リングに戻るのはいつになるか分からない。私の国と名誉はチャンピオンベルトより重要だ」と述べた。(共同)