2022.03.01 21:44
時差通勤定期、来春の導入目指す JR東、早期認可求める
JR東日本のロゴマーク
JR東日本は1日、混雑時間帯を避ける「オフピーク通勤」向けの定期券を首都圏で来年春に導入する意向を明らかにした。国土交通省が開いた有識者小委員会の会合で説明、国の早期認可を要請した。新型コロナウイルス感染症の影響でニーズが高まる時差出勤に対応する。平日朝の混雑時間帯の入場には使えず、金額は通常の定期券に比べて値下げする。
JR東の計画によると、終日使える通常の定期券は若干値上げし、定期券収入の総額は増えないようにする。オフピーク定期券の料金は、アンケートなどを実施した上で決める。通学定期券は見直しの対象外。