2022.03.01 15:40
バイデン大統領、一般教書演説へ 世界秩序の危機対応が焦点
24日、米ホワイトハウスで、ロシアによるウクライナ侵攻について話すバイデン大統領(AP=共同)
【ワシントン共同】バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、上下両院合同会議で就任後初めてとなる一般教書演説に臨む。世界秩序の危機と位置付けるロシアによるウクライナ侵攻にどのような対応策を示すかが焦点。新型コロナウイルス後の社会への本格移行に言及する可能性もある。11月の中間選挙をにらみ、政権1年目の成果をアピールする。
一般教書演説は憲法に基づき、内政、外交の施政方針を年初に示す重要演説。ウクライナ情勢ではロシアを非難すると同時に、ウクライナ支援強化の必要性を説明。米軍派兵は否定しつつも、NATO加盟国に対する防衛義務を果たす決意を示すもようだ。