2022.03.01 13:09
中国2月景況感、2カ月ぶり上昇 春節連休明けに需要回復
【北京共同】中国国家統計局と中国物流購買連合会は1日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が2月は50・2だったと発表した。前月から0・1ポイント上がり、2カ月ぶりに上昇に転じた。
中国経済には減速感が出ているが、春節(旧正月)連休明けに需要の回復が進み、好不況を判断する節目の50を上回った。
英調査会社IHSマークイットが発表したPMIは50・4となり、2カ月ぶりに上昇した。
統計局の内訳を見ると、新規受注が輸出向けも含め上向いた。一方、国際的な原材料価格の高騰により購入価格が引き続き上昇し、生産コストを押し上げている。