2022.03.01 06:41
ウクライナ大使「民主主義危機」 国連総会で行動訴え
2月28日、米ニューヨークで開かれた国連総会のウクライナ侵攻を巡る緊急特別会合(AP=共同)
【ニューヨーク共同】国連総会は2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り緊急特別会合を開いた。ウクライナのキスリツァ国連大使が演説し「ウクライナが生き残れなければ、国際平和も生き残れない。民主主義が敗れても驚かない」と述べ「今こそ行動すべき時だ」と訴えた。参加者からはロシア批判が相次いだ。
早ければ3月2日にロシア非難の決議案を採決する見通し。共同通信が入手した決議案は、ロシアによる「特別軍事作戦」の表明や核部隊の警戒態勢引き上げを非難。ロシア軍の無条件での即時撤退を求める。
グテレス事務総長は「核兵器の使用を正当化できるものは何もない」と批判した。