2022.02.26 18:33
のぞき見、盗み聞きにご用心 リモート増で自治体に指針
総務省は26日、都道府県や市区町村向けの情報セキュリティー指針の改定案をまとめた。新型コロナウイルス禍で職員のテレワークが増えたことを受け、部外者によるのぞき見や盗み聞きを防ぐ環境が必要だと指摘、漏えい対策強化を求めた。月内にも正式決定する。
指針は2001年に策定後、有識者の意見を基に改定を重ねてきた。今回はコロナ禍で急速にデジタル化が進んだことを踏まえた。
テレワークでは、機密情報を扱う画面を部外者に見られたり、個人情報を含む内容をオンライン会話中に盗み聞きされたりしないため、不特定の人が利用する場所を避けて作業するよう促した。