2022.02.26 08:34
酒蔵に7段ひな飾り12組 日高酒蔵ホールで3/6まで 高知県
酒蔵をひな飾りが彩る「ひだかさかぐらひなまつり」。園児らが訪れ、7段飾りに大喜び(日高村本郷の日高酒蔵ホール)
住民らでつくる「日高酒蔵会」が毎年開催。国の登録有形文化財に指定されている旧松岡酒造の酒蔵を改装したホールに、村民らから寄付された7段のひな飾り12組を展示している。他に直径約1・5メートルの酒だるの中に入れた飾りも。屋外には石に描いた手作りのひな人形約100個が並んでいる。
会場を訪れた加茂保育園年長の斉藤陽斗ちゃん(6)は「いろんな顔があって、きれい」と喜んでいた。酒蔵会の山崎秀洋会長(54)は「里山に囲まれた日高村に、春を満喫しにきてもらいたい」と話している。
展示は午前10時~午後4時で入場料100円。新型コロナウイルス感染予防のため、飲食の出店はない。
3月5、6日の午前10時~午後4時には、近くの「村の駅ひだか」で、雑貨などを販売する「ひなまつりマルシェ」も開かれる。(楠瀬健太)