2022.02.24 10:14
ウクライナ、相次ぐ不穏な動き 非常事態、サイバー攻撃受ける
23日、ウクライナの首都キエフにあるロシア大使館で、荷物を車に載せる職員ら(共同)
【キエフ共同】ウクライナは24日、全土が非常事態に入った。政府や外務省、議会などのウェブサイトは23日、サイバー攻撃を受け、一時閲覧できなくなった。首都キエフのロシア大使館が23日、職員らを退避させるなど、不穏な動きが相次いでいる。
AP通信によると、非常事態下で当局は夜間外出禁止や移動制限、集会の禁止などを課すことができる。
ロイター通信によると、23日のサイバー攻撃は大量のデータを短時間に送り付けてシステムをダウンさせる「DDoS(ディードス)攻撃」。当局が事前に政府や銀行などへの大規模攻撃が行われるとの警告をオンライン上で確認していたという。