2022.02.24 08:36
阪神ドラ1森木、初の打撃投手に手応えあり 栄枝らに40球「強い球投げられた」―土佐路の球音2/23
プロ入り後、初めて打撃投手を務めた森木(安芸球場)
キャンプはこの日から最終クール。これまでブルペンでの調整を続けていた森木が、ついにメイン球場のマウンドで打者と“対戦”した。同期入団の前川(智弁学園高)と栄枝が相手となり、交互に打席に入った。
森木は直球に加え、カーブやスプリットも投じた。前川に左中間を破る当たりを1本許したものの、それ以外に捉えられた打球はなし。ボール球もあったが、空振りを奪うなど力強い投球を披露した。
平田2軍監督は「久しぶりに打者に投げた割にはコントロールもまずまずだったし、いいボールを投げていた」と高評価。「栄枝には『プロの厳しさを教えたれ』って言ったけど、牛耳られとるやん」と冗談ぽく話した。
「抑えるよりも打者相手にどれだけ投げられるかがテーマだった」という森木。「ばらつきはあったけど、高めのストレートで押せていて、空振りやファウルを取れたのは良かった」と手応えありの様子。25日にはより実戦に近いシート打撃に登板予定で「次は打者を抑えることがテーマ。自分の真っすぐを押していきたい」と意気込んだ。(仙頭達也)